アニメ・コミック

2009年1月19日 (月)

ゲド戦記

昨日は、今年になって購入したホットプレートを使って焼肉を食べた。
何日か前にはジンギスカンを作ったのだが、やはりホットプレートは便利だと感じた。これまでは焼肉は外でしか食べれなかったのだが、家でゆっくりと食べる焼肉もなかなかいいものだ。もっとも、冬の密室で焼肉を食べた後は、染み付いた臭いがとれるまで大分時間がかかるのだが・・・
「焼肉といえばビールかなあ」と思い、昨日はビールを飲んだ。本当はモルツかエビスを飲もうかと思ったのだが、焼肉にはもっと軽いビールの方があうかと思い、キリンの「一番しぼり」にした。。。しかし、やはりそれだけでは足りず、大和桜酒造の「大和桜」を2杯飲んでしまった。

 

「ゲド戦記」(日本、06年)を見た。
異世界の物語、ドラゴンとの共存、不安定な心を抱えた少年、正体不明な魔法使い、秘密のありそうな少女・・・などなど、魅力的な要素が満載で、監督は宮崎駿の息子・吾朗が初めてその手腕を振るう!
この映画の評価はかなり厳しいものであったということは知っていたが、そうは言っても、あれほどの実績を残してきたジブリ作品だけに意外といけるのではないか。そんな期待感を持ってこの作品に臨んだ。

そして最初のシーン、大海原を進む船とその前に現れる2頭の龍、その龍が互いに攻撃しあい、とうとう1頭が噛み殺され海に消えてしまう・・・それを呆然と眺める人間達。まさに始まりつつある世界の異変を象徴するかのようなこのシーンは、いやがおうにも期待感を高めさせられた。
ただ、残念ながら、これほどの盛り上がる始まりだった割には、その後は尻すぼみするばかりだった。

国王である父親を刺し、家宝の魔法の剣を奪って逃亡する王子が主役なのだが、彼のキャラクターがいまひとつだ。妙に後ろ向きでオドオドしている割に、芯は強気で、怒ったり危機にあったりすると自分を抑制できず暴走してしまうという、迷惑この上ない性格は、これまでのジブリ作品ではあまりいないキャラではある。。。が、やはりどこかで見たことあるなあと思ったら、同じ年に公開された「ブレイブストーリー」の主役二人のキャラクターととても似ているように感じてしまったのだ。
もちろん、同年に公開されているのだからマネをしたわけではないのだろうし、ストーリー自体は全く異なるのだが、最後に敵と闘うシーンなどにも、非常に似た雰囲気を感じてしまった。

また、一度そう思ってしまうと、他のシーンのいろんな場面が、ジブリの他の映画にも似ているように感じてしまって、何だか物語りに入り込めないうちに全てが終わってしまった。
どこがどう似ているというのはなかなか言いづらいのだが・・・
ストーリー自体も、最初はいかにも「世界の危機が始まる」という感じだったのが、徐々に単なる一地方の話になってしまい、しかも最後には主人公の少年一人に凝縮された話になってしまった感があるので、最初の壮大な始まりは何だったんだと感じた。

もしかしたら、続編がいずれできるのかもしれないし、そこから徐々に世界の危機という話が広がっていくのかもしれないが、この話だけをみれば凄く中途半端だ。世界の危機の鍵を握りそうな、龍が人間の世界に現れた理由も分からないし、なぜ人々が魔法を使えなくなったのか、世界に何が起ころうとしているのか、そんな謎が一切解き明かされていない。

冷静に振り返ると、ストーリー自体はそれなりに面白いのかもしれないが、宮崎アニメというプレッシャーと、大きく出すぎた世界観の前に、見事に押しつぶされたという感じで、非常に可愛そうな印象を覚える映画だった。

 
【1月18日の食事】
朝 : ご飯1杯、たらこ、漬物
昼 : サンドウィッチ、ピザパン、クリームパン
夜 : 焼肉、ほたてのカルパッチョ、ビーンズサラダ、キムチ、ビール500ml、焼酎2杯
おやつ : チョコレート、みかん

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2008年10月 1日 (水)

ALWAYS 続・三丁目の夕日

昨日は大山甚七商店の「問わず語らず名も無き焼酎」と霧島横川酒造の「蒼天の煌」を飲んだ。
最近は、この2本の焼酎ばかりを飲んでおり、ちょっと飽きてきている部分はあるのだが、最近は夜遅く帰ってくることが多く、日本酒やワインを飲む感じではないので仕方ないかと諦めている。
今日も4杯も飲んでしまった。。。飲み過ぎか。

 

「ALWAYS 続・三丁目の夕日」(07年、日本)を観た。
前作がかなり秀逸な出来だったので、今回は流石にパワーダウンしているかと思ったが、前作に負けていなかった。

ストーリーは正に、前作の続きから始まる。
基本的には2件の家族、売れない小説家・茶川(吉岡秀隆)とその居候・淳之介、そして父親の借金を返すため踊り子に身を落とすヒロミ(小雪)の3人と、鈴木オート一家の日常を描いており、これにその周囲の人々を絡ませている。
前作と大きな変化は無いのだが、ヒロミと茶川の関係など、前作で宿題のような位置付けになっていた部分が、今作では見事に完結されている。
この2作は、各々十分見所があるが、両作を通してみることで、この小さな町における人々の生き様というものを実感することができる。

もちろん、今回だけのエピソードも満載だ。
鈴木オートにやってくる親戚の娘・美加は、お嬢様から一転して会社の破産という憂き目を味わった同情すべき存在だが、その高飛車で生意気な態度から、鈴木家でも浮いた存在に・・・しかし、母トモエ(薬師丸ひろ子)の優しさや、ぶっきらぼうだが真っ直ぐな父(堤真一)、そして時代を精一杯生きている同世代の友人達に囲まれることで、徐々に素直で優しい女の子へと変わっていく。
この辺は、いかにも昔風の作り方ではあるが、それが全く違和感無く受け止められる。

また、茶川は淳之介とずっと暮らすために、芥川賞に挑戦する。
結果は、六ちゃんの幼なじみも交えて、かわいそうな結果となるが、全ての力を費やして書き落とした作品は、最終的にヒロミや淳之介との結びつきを強くすることになる。
いかにもハッピーエンドで、まさに古き良き時代をあらわしているが、全く嫌味が無く素直に心に響く。これも、芸達者な出演者ゆえであろう。

物語はこの2作で一応完結はしているとはいうものの、茶川・鈴木両一家が今後どのように生きていくのか、まだまだ興味の尽きない部分がある。そもそも原作はこの2家族に関連するエピソード以外にも、いろいろと広がりを持っているはずだ。
寅さんシリーズや釣り馬鹿シリーズに並ぶ、日本らしい映画シリーズとして、この映画もまだまだ続編を作り出して欲しい。それくらいクオリティは高い。ハリウッドでは決してこんな作品を作ることはできないだろう。まさに日本映画界の僥倖である。

ただ一つ難点を挙げれば、2時間半というあまりにも長い放映時間である。
冒頭のゴジラシーンなど、縮めようと思えば、いくらでも可能だったはずだ。
全体のクオリティが高いので、長くても見続けることはできるが、見終わった後の疲労感は大きい。次作も作られるようであれば、ぜひ長くても2時間程度に抑えてほしい。

 

【30日の食事】
朝 : カレーライス、ラッキョ
昼 : 菓子パン2個
夜 : クリームコロッケ、牛肉塩焼き3枚、野沢菜の浅漬け、卵サラダ、焼酎4杯

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2008年8月12日 (火)

のだめカンタービレ ♯21

今日はアサヒの「贅沢日和」、残っていた永昌源の「老酒」、㈱無手無冠の栗焼酎「ダバダ火振り」を飲んだ。
昨日は、今日の会議に備えてあまり飲まずに寝たので、その反動でいろんな酒を飲みたくなってしまった。。。おかげで結構フラフラだ。
今週は、世の中はお盆休みなので電車もガラガラだし、仕事も他部署からの問い合わせ電話等が少ないので、たまっていた仕事を伸び伸びとすることができる。
仕事が順調に進むので、いつもよりもずっと早く帰ることができ、テレビで流れ続けているオリンピックを見ながら酒の量も進んでしまう・・・まさにワークライフバランスが実現しているような気もするが、健康的な食生活のおかげで、夏なのに体重が増えるのではないかとの恐怖に慄いている。。。

 

今日は「のだめカンタービレ ♯21」の発売日だった。
前巻の最後で、千秋と二人だけの合宿生活?に自ら区切りを付けようとするのだめ。
そこには、自分よりも数歩先へと進んでいる千秋への苛立ちと、彼になかなか追いつけない自分への焦りが見え、その後どんな展開を見せてくれるのか心待ちにしていた。

今作では、これまでに無かった急展開を見せる。
ただ、ストーリーの流れ自体はそれほど急激ではなく、前作で公演が決まった千秋とRuiが共演するコンサートまでの過程と、相変わらず進化を続けるのだめの日常を描いているだけである。

急展開を見せるのは、のだめの内面における変化だ。
これまで自由気まま、子供のままに生きてきたのだめが、千秋とRuiの演奏を通じて、これまでに見せなかったような表情、態度を見せる・・・
それは、自分の見せたかった世界を二人に演じられてしまったが故に、それまで必死に頑張ってきた精神力の崩壊する姿なのか、それとも単に千秋を純粋に愛するが故の落胆なのか・・・

その鍵は、最後の数ページで急転直下を見せるシュトレーゼマンとの絡みで明らかになった・・・のか?いったい彼は何を考え、のだめに何をさせようとしているのだろうか。

そして、千秋とのだめの関係は?
Ruiは今後どんな役割を果たすのか?
オクレール先生は一体何を考えているのか?
そして、今回全く姿を現さなかった峰と清良、黒木はどうなっているのか?
などなど、またもや次巻への期待を熱くさせる終わり方であった。

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2008年7月31日 (木)

PLUTO

121 今日はエビスの「サ・ホップ」を飲んだ。
本当は今日も酒は抜こうかと思ったのだが、折角の誕生日に何も飲まずに終えるのはちょっと寂しかったので、私の大好きなエビスシリーズから香りの爽やかな緑エビスを選んだ。
エビスならではのコクがあるのに、意外と軽く飲めるのは、空けた瞬間にフワッと広がる柔らかで、ビールらしい香りのおかげだろう。
娘から心のこもった手紙ももらえたし、まあ満足できる誕生日だった。

 

浦沢直樹の「PLUTO」(小学館、08年7月)を読んだ。
全く正体の分からないプルートに第4巻ではアトムまでがやられてしまい、前巻では格闘世界一のヘラクレスも敗れてしまった。
いよいよ残るは光子力のエプシロンとゼロニウム合金のゲジヒトだけだったが、今回、そのうちの一人が不可解な死に方をしてしまう。。。

この作品は、もともとは手塚治虫先生の「鉄腕アトム 地上最大のロボット」をベースとしているので、大体の流れと結末はある程度分かっているので、今回の展開も予想できなくは無かったが、その死に方は手塚先生の原作からは大きく異なっている。

この流れだと、次号で残った一人とプルートとの戦いが描かれ、最終的にはプルートと復活したアトムの決戦になりそうだが、実は原作ではこの2人の決着は付いていない。。。しかも、今巻でもアトムは眠りについたまま未だ復活しておらず、この先の展開はなかなか読みづらい。
そもそも原作では、アトムがプルートに敗れるという展開ではないし、むしろプルートはアトムとウランによって善の心を手に入れることになる。
しかし、原作どおりでは、プルートは最終的に悲しい結末を迎えることになるので、このストーリーをどのように浦沢直樹が纏め上げるのか非常に楽しみだ。ここまで自分のストーリーとして創り上げた以上、原作を知っている者にとっては「えー」と思えるような結末もありではないだろうか。

いろんなロボットが出てきて、プルートと戦い敗れていくという単純なストーリー展開だった原作と比べて、この作品ではそれぞれのロボットの個性や背景が色濃く描かれ、相当複雑で深い話になっている。
今巻では、プルートが何者か、誰によって作られたのか徐々に明かになってくるが、未だに犯人の目的など、深い謎は残っており、この時点からでも、様々な展開が可能だ。

どのような結末になるかは分からないが、とにかく早く続きが読みたい!

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2008年6月 6日 (金)

レミーのおいしいレストラン

92 今日はKIRINの「ザ・プレミアム 無濾過」を飲んだ。
KIRINはやはりビールは一流だ!凄くおいしかった。
香りはフルーティで、一口飲むとエビス黒やキリンのスタウトともちょっと違ったふくやかな、それでいてコクのある味わいが広がる。
だからといって、重すぎるわけでもなく、ノド越しはスムーズだ。ちょっと、KOEDOの黒に似ているような気がした。
こうやって、大手が本格的?なビールを作り始めるのであれば、小規模メーカーはやっていけるのだろうか。。。
と、ちょっと心配しつつも、美味しいビールが増えてくれるのは喜ばしい限りだ。

 
「レミーのおいしいレストラン」(07年、米国)を見た。
娘と一緒に見たのだが、すごく喜んで見ていた。子どもには小さなねずみが大活躍し、ギャグもちらばめられたこの映画は、なかなかツボにハマルようだ。
だが、大人が見ても十分楽しめる。
天才的な料理の能力を持ち、更に人の言葉を解するという、明かに変異種のねずみが、料理の才能はまるで無い見習いシェフ・リングイニを操り素晴らしい料理を作り出す。
お互いにメリットのあるこの関係は、お互いに足りないものを補い合うという生物の壁を越えた、共存の姿を見事に描き出している。

しかし、リングイニがそのレストランの亡くなった超有名シェフの孫だということが分かったり、そのレストランの腕利きのシェフと恋仲になった頃から、徐々にねずみのレミーとの関係がおかしくなる。
レミーも仲間を連れてレストランの食材を食べ荒らしたりと、ちょっと増長気味だ。

しかし、ようやく二人の関係が修復に向かい始めた頃、やむ得ぬ事情から、ねずみが料理を作っていることをカミングアウトしたリングイニに、他の料理人は怒って、あるいは幻滅してレストランを辞めてしまう・・・
更には衛生局の局員が厨房に溢れたねずみを発見し、レストランは営業停止になってしまう。
それでも、レストラン最後の夜に訪れた、超辛口の料理評論家は、レミー達の作った料理を褒め称える。「良い物は良い」それを貫き通せるのは、自分に自身があり、どんな苦境にあっても耐え抜ける強さを持った尊敬すべき人物だ!
しかし、そんな性格ゆえに、評論家は結果として評判を落としてしまう。。。現実にもありそうなストーリーだ。

そして、リングイニは・・・
最後のシーンでは、有名レストランとはかけ離れたお店ではあるが、レミーと共存しながら小さなビストロで楽しそうに料理を運ぶリングイニの姿は、全く悲劇の香りを感じさせない素晴らしい終わり方だった。

人の価値観は違うし、美味しい料理は誰にでも作ることができる・・・
単にそれだけを訴えた映画ではないと思うが、ほのぼのとした雰囲気と種族を超えた人間とねずみの友情に感動を感じた。

ただ、平凡で現実主義者の私には、いくら身体を洗ったとはいえ、レミーの指示のもと、大量のねずみが料理を作る姿には、正直背中がゾクゾクした。。。
映画としては面白いと思うが、私はねずみの料理はあまり食べたくないと思った・・・

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2008年3月14日 (金)

のだめカンタービレ ♯20

51 今日は「アサヒ プレミアム生ビール 熟撰」を飲んだ。
ゴールドの缶に惹かれ。。。エビスもそうだが、ゴージャスな缶のビールを見ると何となく買ってしまうのは私の悪いクセだ。。。
美味しかった。ちゃんとコクもあり、ビールには珍しく甘みを感じた。
・・・とは言っても、ベタベタとした甘みではなく、すごくサラッとした甘みだった。
最初の口当たりは、アサヒ得意の「キレッ」が強く、ドライな味わいが食欲を誘った。
ドライな口当たりと、コクと甘みのある味わいのハーモニーが素晴らしいと思った。アサヒでは久しぶりに満足感のあるビールだと思う。
 

今日は「のだめカンタービレ ♯20」の発売日だった。
我が家では、妻も娘も「のだめ」にはまっているので、私が帰ってきた頃には既に二人とも最新刊を読み終えていた。。。

本刊では、「カントナ国際コンクールに出場した清良とターニャがどうなるのか?」
「日本からこっそりとフランスにやってきた峰と清良の関係は?」
「のだめはコンクールに出れるのか?」
「ターニャと黒木君は発展するのか?」
などなど、見所満載だったが、その全ての答えが、納得感があり、自然な感じのストーリーとなっていた。

今日発売されたばかりなので、詳細は書かないが、本刊の一番の見所は、後半の「のだめ」と千秋が、これまでにないほど真剣に音楽と向き合う濃密な時間だ。
これまでに無い二人の姿に、何となく、終わりも近いのかなあと思わせる。。。

なーんて思わせておいて、最後の場面で、「二人はどうなっちゃうの?」って感じで終わらせているのが「流石!」と思わせる引っ張りようだ!
半年後の♯21刊が待ちきれない!

もうブームは終わったのかもしれないが、是非、ドラマも続編を作って欲しい!

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2008年2月29日 (金)

墓場鬼太郎

今日は、焼酎「ねむれねむれ」と「三岳」を飲んだ。
最近は、結構アルコール度数の低い酒ばかりを飲んでいたので、結構酔っ払ってしまった。そういう状態になると、際限が効かなくなり、最後には、チョコレートを食べながらブランデーまで飲んでしまった。。。まあ、人間ドックも終わったし、いいか。

 

フジテレビで「墓場鬼太郎」を放映している。
木曜日の深夜1時からという時間帯だが、初回視聴率がなんと4.8%もあったそうだ。
この時間のアニメであることを考えれば、驚異的な数字だろう。
私はだいたい見ているが、原作とほぼ同じストーリー仕立てに感動した。

私は、十数年前に、ゲゲゲの鬼太郎愛蔵版というのを集めていた時がある。
分厚いA4版くらいの本で、私は第2巻まで買ったのだが、まさか5巻まで出ているとは思わなかった。。。。

その頃に読んだ、「エグイ」鬼太郎が、今、テレビで放映されている。
最近のフジテレビ朝のアニメでしか鬼太郎を知らない人には想像もできないだろうが、私が子どもの頃に見たアニメでは、鬼太郎は今よりもはるかに強く、不気味だった。
最新のは見たことが無いが、数年前に見た時には、夢子ちゃん(だったかな?)という普通の女の子が出てきて、その女の子に鬼太郎がデレデレして、しかもオカリナを武器にするなど、奇怪さの一欠けらも無い、軟弱な鬼太郎だった。

それ以来、鬼太郎は見なくなったのだが、今回、この深夜の墓場鬼太郎を見て驚いた!
まさに漫画で読んだとおりの、気色悪く、ずるがしこく、打算に溢れた鬼太郎がそこにいた。

でも、最高に面白い。
そうなんだ、幽霊族最後の生き残りである鬼太郎は、生まれながらにして、厳しい生存競争の中に生きていた。その鬼太郎が、他の人間のために尽力するなんてストーリーにしてしまった時点で「ゲゲゲの鬼太郎」は破綻していたのだ。
それでも、昔の鬼太郎は強かったし、物語の背景にも社会的なテーマがあったような気がした。それが最近では、弱々しい鬼太郎に堕落していたので、今回は賞賛されるべき先祖がえりだ!

電気グルーブ、中川翔子の主題歌も良い!
・・・おっと、そんなことを言っている間に、鬼太郎が始まってしまった。
今日は「怪奇一番勝負」だ、集中して見ないと!

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2008年2月 4日 (月)

未来少年コナン③

「未来少年コナン」を見終えた。
短いハイハーバーでの暮らしを後に、21話からコナンはラオ博士(ラナのおじいさん=パッチ)と地下に残された人々を救うため再びインダストリアに旅立つ。
一緒に行くのは親友ジムシーとラナ、更にはバラクーダー号の船長ダイス、そして次第にインダストリアのやり方に疑問を覚え、コナン達の味方になったインダストリアの兵士(行政局員)モンスリーだ。

インダストリアに着いた5人は、三角塔の政権を握り、暴力による圧制を行う悪党レプカに捕まってしまったコナン・モンスリー組と地下にもぐった残りの3人組に分かれてしまう。
地下のラナ達は、インダストリアの地下住民達と合流するが、レプカによって地下で水攻めに合い、これを救うためにラナはレプカの元に再び捕らわれてしまう。
しかし、コナンの大活躍とモンスリーの自分を犠牲にした行為によって、地下の住民が解放され、暴動を起こし、三角塔の制圧に成功する。

逃げ出したレプカは、一旦死んだふりをして、ラオ博士によって蘇った太陽エネルギーを奪い、地下に隠されていた大戦闘機ギガントを復活させる。このギガントは大気圏に出てしまえば、太陽エネルギーで無限に飛び続けることができる優れものであり、レプカはこの最強兵器による世界制圧を企んでいたのだ!

しかし、これを阻止するために、乗り込んだコナン、ジムシー、ダイスによって、あっけなく破壊されたギガントは、レプカ達悪党どもを乗せたまま墜落し、大爆発を起こす。。。さすがにレプカも復活は無いだろう。

そして、最終回は「大団円」というタイトルそのままに、水面下に沈んでしまったインダストリアから無事脱出した人々がハイハーバーに戻り、新しい生活を始める。
そして、数ヵ月後、あるいは数年後だろうか、コナンやラナ、ジムシー達は人口増加を解消するために、コナンの生まれた「残され島」に帰っていく・・・
たどり着いた「残され島」は、地殻変動により、多くの人が生活するに相応しい大陸と化しているのであった。。。人間によって、世界のほとんどを消失させた地球は、今度は暖かく残された彼らのため新たな未来を提供するのだ!

と、たった6話なのだが、これだけ長いあらすじになってしまった。
最初から、最後まで、スピード感のある展開で、しかも様々なところに伏線が張られていて、ストーリーの破綻が全く無い。最近のあまりにも手を抜いたドラマや映画を作り出す制作会社に教科書として見させたい気分だ。

この6話の中だけでも、インダストリアの研究者達が未来をコナン達に託して三角塔とともに海に沈んでいったり、ラオ博士が死んだり、ダイスとモンスリーが結婚したり、ハイハーバーを離れる時には小さかった豚の「うまそう」が大きくなって子供達を生んでいたりと、ミニエピソードが満載で、アニメとは言うものの、喜怒哀楽を完全に共感することができる。

30年前の作品とは言え、これだけ高いレベルのアニメ、あるいはドラマには現代ではなかなか出会うことは無い。まだ若い演出家・宮崎駿に心から賞賛を贈りたい!
 

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2008年1月29日 (火)

未来少年コナン②

27 今日はキリンの発泡酒「白麒麟」を飲んだ。
久々にキリンの発泡酒を飲んだのだが、結構美味しかった。ノド越し感がスッキリしていて、私がキリンの発泡酒を飲んで感じる空虚感というか、淡白感というか、どっしり感の無さというか・・・そんな感じが少なかった。
ただ、飲み終わった後にわずかに舌に残る金属を舐めた後のような感覚はやっぱりあまり好きではない。
やはり、発泡酒はアサヒビールの方が好きかな。ビールなら断然キリンなのだが。。。(エビスは別格として)

 

未来少年コナンが終盤になろうとしている。
既に20話まで見ているのだが、最初の1、2話同様速い展開で、3話ではその後ずっと旅を共にするジムシーと出会い、4話ではこの物語の「峰不二子」的役割を果たすバラクーダ号の船長ダイスも登場する。

6話では早くもインダストリアの象徴三角塔からラナを助け出し、再度捕まるものの、8話ではとうとうインダストリアからの脱出に成功し、翌9話では実はラナのおじいさんであるパッチに出会う。。。その後、いろいろと危機はあるものの、何だかんだで無事ラナの故郷であるハイハーバーにたどり着く。

ここから、ハイハーバーでの生活が始まるのだが、それまでの緊迫感のある日々に比べると気が抜けるような生活だ。正直言って、私はハイハーバーでの生活については、全く記憶に無かった。
ハイハーバーでも、高飛車で、裏切り者で、無責任な敵役のオーロが出てきて、いろいろとかき回すのだが、所詮インダストリアの行政局長レプカのような迫力ある悪人ではなく、小悪党という感じだ。

物語が引き締まるのは、インダストリアのガンシップ(大砲の着いた戦艦)が出てきてからだろう。平和に慣れきったハイハーバーの人々が、どのように戦い、どのように敗れるか、そして敗れたと思った後にくるコナンの大活躍と自然の脅威・・・この緊張感と緩和のタイミングのバランスが絶妙だ。

そして、平和が戻ったハイハーバーを後に、コナンは再びインダストリアに旅立つ・・・いずれ沈み行くインダストリアの人々を救うために・・・
物語が進むにしたがって、どんどんまっすぐに成長していくコナンの姿がとても逞しく、雄雄しく、輝いている。そして、コナンに比べるとずっとゆっくりだが、少しずつ、友情や愛や社会性を備えていくジムシーも限りなく愛くるしい。。。

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2008年1月25日 (金)

未来少年コナン①

今日は凍年紹興貴酒「旗開得勝」を空けた。
2日間の休肝日の前後にこの酒を飲んだのだが、やはり2日間開けた方が、お酒が美味しく感じた!たまには肝臓を休ませることも重要だと実感。

 

「2008年7月、人類は絶滅の危機に直面していた。核兵器を超える超磁力兵器が世界の半分を一瞬にして消滅させてしまった・・・」
そう、2008年とは今年のこと、戦争とそれによって引き起こされた大地殻変動によって、人類のほとんどは滅びてしまうのだ。。。もちろん、現実世界の話ではなく、30年も前に作られた「未来少年コナン」(78年、日本)の中での物語だ。

未来少年コナンの30周年記念メモリアルボックスの案内がAmazonから届いたのは、もう1ヶ月以上前の12月17日のことだった。
私は、おそらく世の中のコアなファンほど、コナンの大ファンという訳ではないが、その日年末1発目の忘年会だったことと、数日前に妻が「アルプスの少女ハイジ」のDVDボックスを購入していたこと、定価で19000円くらいのDVDボックスがAmazonの割引で14000円くらいになっていたことなど、いろいろな要素が重なり、その日のうちに、注文ボタンを押してしまっていた。
もちろん、私は連続アニメの中ではこの「未来少年コナン」が最も好きだし、7歳か8歳の時に見た番組にしては、コナンが鉄塔?を駆け下りるシーンなど、かなり印象深く覚えている。

そのコナンが、今日家に届いた。
早速、第1話と第2話を見たのだが、その冒頭のシーンが最初に上げた、「2008年7月・・・」のくだりである。現実世界でも、米国による戦争戦略、ロシアによる資源戦略、各国で起きるテロ活動、地球温暖化問題など、全く現実味が無いわけではない。。。

全部で26話しかないので、展開は早く、ここまでで既に、コナンとおじいが2人きりですんでいた「のこされ島」に、鳥と話せる少女ラナが漂着したと思ったら、彼女を捕まえにインダストリアの行政局員がやってきて、逆らったおじいが殺され、コナンはラナを取り戻しに旅立っていく。。。という韓国ドラマ真っ青の怒涛の展開が繰り広げられた。

それにしても面白い。
最近のアニメに比べれば、当然アニメーションとしては雑だし、古臭い。しかし、それを超える映像の勢いや、大自然を大胆に捉えた構図の緻密さや美しさに、30年前の作品とは思えないほど見入ってしまった。今では巨匠になってしまった宮崎駿の若々しい躍動感が感じられる。

ストーリー的にも、それまで島から出たこともなく、おじいと二人きりで育ってきたコナンが、たった1日だけ一緒にいただけのラナの救出を目指して、大海原に旅立っていくという、心躍るような展開だ。何といっても、まっすぐなコナンや純真なラナの姿に心が洗われるようだ。

詳細なストーリーまでは覚えていないので、これからの展開が楽しみだ。
36歳にもなって、30年も前のアニメに心を躍らせているのはどうかとも思うが、そんな自分、嫌いじゃない。

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2007年12月13日 (木)

オープン・シーズン

今日も「琥珀エビス」だった。

最近飲む酒がマンネリ化してきている。もっともビールにしても、マッコリにしても、焼酎にしても、自分が美味しいと思うものを飲んでいるので、全く、飽きは来ないのだが・・・

いずれにしても、今日、年末にかけて飲んでいく酒が届いたので、いつ開けようかと楽しみにしている。

 

子供と一緒に「オープン・シーズン」(米国、07年)を見た。

ずっと人間に飼われて育ったクマのブーグは、大きくなって凶暴化した(と勘違いされた)ために森へ帰されるが 、すっかり快適な暮らしになれてしまったため、森と適応できず、人間の世界に返ろうとする。

そんな時に、ブーグを馬鹿にし、いじめていた森の動物たちが、ハンター達の狩猟解禁により未曾有の危機に直面する。ブーグは悩んだ末に、森の仲間のために、戦う決意を固め、見事ハンター達を追い払う・・・というストーリーだ。

 

このようにまとめると、いかにも自然保護団体が喜びそうな内容だが、映画の内容自体は、ギャグが満載で、ほのぼのとしている。一人だけ、ブーグを付け狙ういかにも悪そうなハンターが出てくるが、彼も含めて、皆、どこか憎めない愛らしさを持っている。

子供は、ところどころに出てくるギャグにおお笑いしていた。また、映画のストーリーにも満足していたようだ。

この映画は、人間世界に慣れ親しんだ野生動物が、様々な経験を積む中で、仲間達の信頼を得て、自分が本来いるべきところに帰るということをコンセプトとしているようで、ハンターとの戦いは、そこに至る要素のひとつでしかない。

 

人間と動物の別れというと、「あらいぐま ラスカル」が思い浮かぶが、この作品も動物は動物として生きるべきという明確な主張が見て取れ、悲しい別れと言うよりも、お互いがお互いの道を進みだすという、悲しくも明るい終わり方になっており、見終わった後に清清しさを感じることができた。

 

子供のために借りたつもりだったが、自分もすっかり見入ってしまっていた。アニメの中にもこうした素晴らしい作品があるので、なかなか馬鹿に出来ないと実感。

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2007年11月27日 (火)

モンスター・ハウス

今日は昨日の残りの「千歳鶴 純米」を空けた。

昨日よりも若干香りは落ちており、酸化してしまったため酸味もあったが、まだ旨味は残っており、秋刀魚の塩焼きと豚汁と良くあった。

一晩置くと味が極端に落ちてしまう酒もあると思うが、純米酒だと、なんとなく持ちがいいように思うのは、私だけだろうか。

 

「モンスター・ハウス」(米国、06年)を見た。

子どもに見せるつもりで借りたのだが、娘は絵柄があまり気に入らなかったらしく、最初のシーンをちょっとだけ見て、さっさと自分の学校の宿題をし始めたので、仕方なく、イアホンをしながら見た。

 

予想外に面白かった。

子供だましの映画かと思ったら、その芯に流れるのは、妻への愛や家への執着、差別に対する怒りや憎しみなど、子供に分からせるにはちょっと難しい内容だと思った。

もちろん、子供向けアニメだけのことはあり、矛盾も多かったが、ホラーっぽい緊張感もあり、なんとなく見慣れてくると、外国アニメーションの違和感も無くなくなった。それなりのアクションシーン(アニメだが・・・)もあり見入ることができた。

 

最後の、いかにも平和が戻った感じのシーンにはなんとなく不満を感じた。

「実は・・・」というドンデン返しがあるのかと思ったが、普通に終わってしまい、大人としては不完全燃焼だった。

「奥さんが再度よみがえる予兆を残すのが、ホラーの定石ではないのか!」

でも、子供向けアニメだから、これでいいのかな。。。

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2007年11月 3日 (土)

ゴルゴ13

今日は「Hennessy Napoleon」に魅了された。

40度を超える酒とは思えないほどのまろやかさと程よい甘さ。既に10年以上寝かせていたのに、口に入れた途端に、瑞々しさと軽やかさがはじけた。ブランデーは久々だったが、やはりコニャックは違う。しばらくはまりそうだ。

 

「ゴルゴ13」は最高だ。狙撃の腕はほぼ100%の成功率。喧嘩をさせても負けたことはないし、語学・政治学をはじめ、あらゆる学問に精通していて、ベッドでも最高の能力を発揮する。男性の理想像だろう。

今日出たばかりの「ゴルゴ13 -復讐の代理人-」を買ってきたが、相変わらずの凄腕を発揮している。今回は、歴史的背景や政治色をあまりにじませず、純粋に「復讐」に焦点を絞っている。狙撃のテクニックも驚くほどに雑だ。

しかし、ここにこそゴルゴ13の魅力が詰まっている。彼は単なる暗殺者ではなく、世の無常を解消する「救いの手」であり、勧善懲悪を地で行くヒーローだ。他の作品では、単なる暗殺道具として、脇役的な扱いをされる時もあるが、ゴルゴ13の王道は、悪人により被害を蒙った弱者の恨みを晴らす「代理人」の姿ではないだろうか。

 

ゴルゴ13が実在すれば、今の世の中にはひっぱりだこだろう。C型肝炎の被害者、訳も無く家族を殺された人達、米兵にひどい目に合わされた人々・・・復讐の芽は後を絶たない。

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