ゲド戦記
昨日は、今年になって購入したホットプレートを使って焼肉を食べた。
何日か前にはジンギスカンを作ったのだが、やはりホットプレートは便利だと感じた。これまでは焼肉は外でしか食べれなかったのだが、家でゆっくりと食べる焼肉もなかなかいいものだ。もっとも、冬の密室で焼肉を食べた後は、染み付いた臭いがとれるまで大分時間がかかるのだが・・・
「焼肉といえばビールかなあ」と思い、昨日はビールを飲んだ。本当はモルツかエビスを飲もうかと思ったのだが、焼肉にはもっと軽いビールの方があうかと思い、キリンの「一番しぼり」にした。。。しかし、やはりそれだけでは足りず、大和桜酒造の「大和桜」を2杯飲んでしまった。
「ゲド戦記」(日本、06年)を見た。
異世界の物語、ドラゴンとの共存、不安定な心を抱えた少年、正体不明な魔法使い、秘密のありそうな少女・・・などなど、魅力的な要素が満載で、監督は宮崎駿の息子・吾朗が初めてその手腕を振るう!
この映画の評価はかなり厳しいものであったということは知っていたが、そうは言っても、あれほどの実績を残してきたジブリ作品だけに意外といけるのではないか。そんな期待感を持ってこの作品に臨んだ。
そして最初のシーン、大海原を進む船とその前に現れる2頭の龍、その龍が互いに攻撃しあい、とうとう1頭が噛み殺され海に消えてしまう・・・それを呆然と眺める人間達。まさに始まりつつある世界の異変を象徴するかのようなこのシーンは、いやがおうにも期待感を高めさせられた。
ただ、残念ながら、これほどの盛り上がる始まりだった割には、その後は尻すぼみするばかりだった。
国王である父親を刺し、家宝の魔法の剣を奪って逃亡する王子が主役なのだが、彼のキャラクターがいまひとつだ。妙に後ろ向きでオドオドしている割に、芯は強気で、怒ったり危機にあったりすると自分を抑制できず暴走してしまうという、迷惑この上ない性格は、これまでのジブリ作品ではあまりいないキャラではある。。。が、やはりどこかで見たことあるなあと思ったら、同じ年に公開された「ブレイブストーリー」の主役二人のキャラクターととても似ているように感じてしまったのだ。
もちろん、同年に公開されているのだからマネをしたわけではないのだろうし、ストーリー自体は全く異なるのだが、最後に敵と闘うシーンなどにも、非常に似た雰囲気を感じてしまった。
また、一度そう思ってしまうと、他のシーンのいろんな場面が、ジブリの他の映画にも似ているように感じてしまって、何だか物語りに入り込めないうちに全てが終わってしまった。
どこがどう似ているというのはなかなか言いづらいのだが・・・
ストーリー自体も、最初はいかにも「世界の危機が始まる」という感じだったのが、徐々に単なる一地方の話になってしまい、しかも最後には主人公の少年一人に凝縮された話になってしまった感があるので、最初の壮大な始まりは何だったんだと感じた。
もしかしたら、続編がいずれできるのかもしれないし、そこから徐々に世界の危機という話が広がっていくのかもしれないが、この話だけをみれば凄く中途半端だ。世界の危機の鍵を握りそうな、龍が人間の世界に現れた理由も分からないし、なぜ人々が魔法を使えなくなったのか、世界に何が起ころうとしているのか、そんな謎が一切解き明かされていない。
冷静に振り返ると、ストーリー自体はそれなりに面白いのかもしれないが、宮崎アニメというプレッシャーと、大きく出すぎた世界観の前に、見事に押しつぶされたという感じで、非常に可愛そうな印象を覚える映画だった。
【1月18日の食事】
朝 : ご飯1杯、たらこ、漬物
昼 : サンドウィッチ、ピザパン、クリームパン
夜 : 焼肉、ほたてのカルパッチョ、ビーンズサラダ、キムチ、ビール500ml、焼酎2杯
おやつ : チョコレート、みかん
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