劇場版 ネコナデ
昨日は、つい先日その苦味の美味しさにすっかり夢中になってしまった長野県ヤッホー・ブルーイングのビール「インドの青鬼」を飲んだ。
もしかしたら体調の関係で特に苦く感じたのかもしれないと思い、その確認も込めて飲んでみたのだが、やはりその特徴的な苦味は変わらず、今回も魅了されてしまった。。。
牛肉の胡椒炒めという結構濃厚な料理ではあったので、いつもならワインや焼酎が欲しくなるところだが、このビールはそれを十分受け止めるだけのインパクトがあった。
今回で、このビールが秀逸であることは確信できたので、ケースで購入するか検討することにしたい。
「劇場版 ネコナデ 」(08年、日本)を観た。
全く事前情報無く観たのだが、まさかああいう内容だとは思わなかった。私の予想としては、可愛いネコが何匹も出てきてネコ好きを喜ばせるようなイメージビデオ的な内容だと思っていた。だからこそ、ネコ好きの娘と一緒に見たのだが、ストーリーはその脱力系の題名からは想像できないような以外とハードなもので、私はともかく、娘は途中で飽きてしまっていたようだ。子供よりも大人向きの映画かもしれない。
会社で厳しいリストラを断行する冷徹な人事部長が、実はネコ好きの心温かい人間で、公園に捨てられていた子猫を見過ごすことができず、思わず拾って会社の宿泊施設で飼い始める・・・なかなか斬新な展開だ。
その後、すっかり子猫に夢中になってしまった部長は、仕事中でも子猫の様子を見れるように会社の備品を無断で使い、仕事の合間合間にパソコンや携帯電話で確認するなど、行動がエスカレートしていく。
しかし、元々敵の多かった男だけに、そのような隙をみせれば一気にそこに付け込もうとする輩は出てくる。この映画でも彼を中傷する手紙が社長宛てに届けられたり、彼に非情に首を切られた女性社員の妹が彼を失脚させようと怪しい行動を取ったりと、様々な展開を見せる。
しかし、最終的には「ネコナデ」というテーマにぴったりの「結局は皆いい人でした」という終わり方となってしまっており、ちょっと拍子抜けという感じだ。
人事部長を演じる大杉漣は相変わらずの演技上手で、無骨でピリピリとした雰囲気を漂わせつつも、子猫に魅了されることでその温かい人間性が覗けてしまうという複雑な役柄を完璧に演じていた。
もたいまさこに騙されて年寄りの大猫を買わされる場面やいなくなった子猫を探して町中を必死で駆け回る姿は、ちょっとコミカルではあるものの、それまで演じていた「厳格な人事部長」という姿を脱捨て、本来の自分自身を取り戻すための必然性を示すのになかなか効果的だった。
最後のシーンは、なかなか味わい深い。
子猫を飼うことで、本当の自分の生き方に目覚めた彼は、長年勤めた会社を辞め、子猫を片手にマイホームへと戻っていく。。。一体、彼の妻や娘は、そんな彼をどんな態度で迎え入れるのだろうか。この映画ではきっと妻も娘も暖かく迎えてくれるだろうと思わせるが、現実の世界ではなかなか難しそうだ。
子猫を抱えてかはともかく、私にもいつかは会社を辞め、家族のもとへと戻ってくる日がやってくる。その際に、後悔無く、そして家族に暖かく迎えてもらうことができるよう、毎日を仕事や家族のために精一杯生きなければ。。。そんなことを思わせる映画でもあった。
ただ、個人的にはもっと可愛いネコをたくさん出して欲しかったところではあるが・・・
【3月4日の食事】
朝 : ご飯1杯、キムチ
昼 : 天ぷらそば、飲むヨーグルト
夜 : 牛肉黒胡椒炒め、海老のサラダ、長いものスープ煮、ビール350ml、焼酎2杯、ヨーグルト
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