今日は禁酒日だ。
随分久しぶりだなあと思って振り返ってみると、7月30日以来、酒を抜いた日が無かった・・・しかもこの間、群馬に帰った時期をピークとしてかなりの酒量を飲んでいた。
おかげで、体重も夏場の痩せやすい時期だというのに、過去最高に近いところまで近づいているようだ。。。
まもなく、夏が終わり「食欲の秋」がやってくるので、それまでに一旦体重を落とし、体調を整えるないといけないなあ。。。
J.K.ローリング作「ハリー・ポッターと死の秘宝」を読んだ。
言わずと知れたハリー・ポッターシリーズ最終話だが、なんとも微妙な終わり方だった。
日本でこのシリーズが発売されたのは99年のことだが、私がこの本を読み始めたのは今から5~6年前、広島県に住んでいた頃だ。
あまりのブームに、一度読んでみようとは思ったものの、購入するつもりは無かったので、図書館で借りられるようになるまで待っていたものだ。。。その後、常に発売からしばらく経ってからだが、一応全て読んでいる。
やはり一番インパクトがあったのは第一作だろうか。
闇の魔法使いヴォルデモートから唯一生き残った悲劇の英雄ハリーポッターが、いかにも悪役面のおじさんやおばさん、そしていじめっ子の従兄弟「ダドリー」という人間界での敵役から逃げ出し魔法学校「ホグワーツ」に入学。
入学してからも、ライバルのドラコや悪役の教師スネイプといった明らかな敵役が現れ、最後にはヴォルデモートの使いであるクィレルとの対決もあり、最初から最後まで明確な「悪」と「善」が対比されている。このため非常に分かり易い展開になっており、ポッターの胸がすくような活躍も清々しくて嫌味もそれほどなかった。
しかし、清々しかったポッターが作を追うごとに、屈折した、嫌味な少年に変わっていく。
また、周りの大人や友人達も、少しずつ変化を見せていく。
それは、人間が少しずつ成長していく軌跡を描いているのだろうし、非常に現実味、真実味に溢れた描写であった。これが、この物語が世界中で好まれている要因の一つなのだろう。。。
しかし、私はあまりにも生意気で、嫌味で高飛車なポッターの態度は好きではない。特に人の言うことをまるで聞かず、自分の思い込みだけで暴走して人に迷惑をかける姿は、子供らしいという範疇を超えており、単なる「自己チュー野郎」にしか思えない。
だから、1作目以降はほとんど記憶にも無く、今回の最終巻を読む際にも、前回の終わりがどうなっていたか思い出せず、物語に入り込むまでに時間がかかった。
今作では、最後だけあって、大規模な戦いが何度も繰返される。
当然最強の魔法使いとの対決になるので、周囲の大事な人々が次々と死んでいく中、ポッターは、例によって毎回運よく逃げ切り、最後は、何だか訳の分からない展開の中で勝利を納める。
これまでもそうした傾向はあったが、彼らの戦いの結末は疑問附が付くことが多い。シリウスもそうだし、ダンブルドアもそうだった。
そんな中で、スネイプの死だけは、なかなか良く出来ていた。これまでの展開で「隠れ善」なのか「やっぱり悪」なのかはっきりしなかった彼の人生が、ようやく明らかになる。
「愛情」が強いが故に不幸な人生を歩まざるを得なかった彼には同情せざるを得ない。物語を通じて、唯一、読み返した部分だった。
それ以外については、これまで同様の印象だ。相変わらずポッターは素直じゃないし、人の話を聞かないので腹が立つし、いろいろな話がゴチャゴチャと詰め込まれている感じなので、読み終わってもあまり記憶に残らない。。。といろいろ文句は言いつつも、四巻以降は全て購入して読んでいることからも、自分でも知らない間に意外とハマッテいるのかもしれないが・・・
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